放射線科医・MRI専門家の高原太郎個人ブログ

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テスラオーナーの中村さんが10万キロ到達 〜 電気代・ブレーキパッド消耗・バッテリー劣化少なく

   

昨年末に、テスラ・モデルSオーナーの中村壽継(なかむら・ひさつぐ)さんが、めでたく10万キロを達成されました!!

これを記念して、中村さんに資料をいただいたので、10万キロがどのようであったのかをご紹介します!

気になる電気代(燃料費)は、脅威の少なさ

ではみなさん、まずは最も気になる基本的な情報、電気代をお伝えしましょう!

車種 モデルS 60
電池容量 60kWh(キロワットアワー)
納車 2014年12月
100,000キロ到達 2017年12月
到達までの期間 3年
生涯電費 190Wh/km(5.2km/kWh)
総消費電力量 18977kWh(キロワットアワー)
総電費(3年10万キロ) 237,213円(実際にはこの半額 ※)
月平均電費 約6,600円(実際にはこの半額 ※)

 

190Wh/kmというのは、平均的モデルSオーナーより10〜15%ほど良好な値だと思われます(200〜220の人が多い)。リーフはだいたい9km/kWhと言われていますから、今回の5.2km/kWhは、それより7割悪いことになります(1.73倍)。しかし車格的にSクラスのようなLクラスセダンなので、リーフの倍であったとしても妥当だと思われます。

エンジン車との燃料費比較

10万キロ走行したときのガソリン車との比較をしてみましょう。メルセデス・ベンツSクラス・Cクラス(ハイオク換算)、Sクラス300h(軽油換算)、ハリアーハイブリッド、プリウス(レギュラー換算)で見てみます。平均燃費は、e燃費を参照しました(Sクラスは、私がW220 S550を所有していた時の生涯燃費を使用)

仮想燃費(km/L) 単価 (円/L) 10万キロ燃費
ベンツS 550 7 140 200万円
ベンツS 300h 12 105 88万円
ベンツC180 11 140 127万円
ハリアーHV 14 130 93万円
プリウス 24 130 59万円
テスラ 24万円
テスラ ※ 12万円

 

テスラは10万キロ(3年)で24万円足らずです。さらに、実際には中村さんは、その半分ぐらいを無料の超高速充電器(スーパーチャージャー; SC)を使用したので、だいたい12万円ぐらいだったと思われます(※)。繰り返しますが「3年で」です。つまり燃料代が1年で4万円しかかからなかったということですね。これに比べて、ガソリンのLクラスセダンは、リッター7キロで10万キロ走るとなんと200万円にもなります。毎日使っているとあまり強く意識はしませんが、計算して、その差の大きさに、改めて驚きました。

なお、中村さんは深夜電力で12.5円/kWh でしたが、今は新規の深夜電力が値上げされて20円ぐらいになっているので、これからの電気契約の場合は、38万円(SC半分利用で19万円)ということになります。それにしても、Lクラスの車でこんなに安いのは脅威です。さらに、車検費用、部品交換費用も圧倒的に安いことがわかりました。

車検費用(ブレーキパッドは、脅威の残8mm)

3年経ったので車検を受けていますが、その時の費用は、

車検内容:
車検整備一式、エアコンフイルター、ワイパーブレード、キーバッテリー交換
ブレーキパッドの残量測定値 すべて8mm(このため交換なし)
費用 :39,000円
自賠責保険:25,830円

とのことでした。このうち特筆すべきことは、とにかく交換部品が少ないこと。

10万キロも走れば、輸入車なら3回はオイル交換が必要で、1回5万円ぐらいかかりますから合計15万円がゼロ。
ブレーキパッドは、2回は交換するでしょうし、ローター交換も1回入りますから、合計20万円がゼロ。

というわけなんです。じつはブレーキパッドの摩耗は、欧州のPM2.5の主原因と言われているので、パッドが10万キロ走行して3 〜 4mm程度の消耗というのは、その点でも非常に環境にやさしいです。このままだと、あと20万キロぐらいは交換なし、ということですね。強い回生ブレーキがここでも役立っています。
ちなみに毎年の自動車税は、3年間ゼロで、4年目からはフィットなどと同じ、24,500円です。

バッテリーの消耗もほとんどなかった(残存率は3年、10万キロで97.2%)!

表示(NEDC) EPA ※1 JC08   ※2
納車時 満充電航続距離 390km 336km (480km)
同 10万キロ走行時 379km (327km)
バッテリー残存率 (3年、10万キロ) 97.2%
バッテリー劣化率 2.8%

 

これは以前も下記のページに書きました通り、テスラのバッテリーは驚異的に劣化しないのですが、この実測10万キロデータでも、なんと97.2%の残確かめられました。ちなみに、テスラは、日本ではホモロゲーションの関係で、NEDC(新ヨーロッパ基準)で走行可能距離を表示しています。より実際に近いのは米国基準(EPA)なので、その値も載せました。また、日本の基準(JC08、リーフやプリウスPHVもmこのJC08で表示されている)での換算値も書いておきます。すでに何度かご説明したように、日本基準は大甘で、表示の7割しか走りません(ガソリン車の燃費もだいたい7割ですね)。


テスラ・モデルSのバッテリーは驚異的に劣化しない ー 世界の286人の長期データから

上記(クリックで移行)で書いた通り、以下のような構造を持っていて、バッテリーの温度管理をしているので消耗しないんですね。


 

中村壽継さんのこと(ニックネームは「アラン・中村」さん)

 

中村壽継(なかむら・ひさつぐ)さんは、いま、オーナー会で中心となって活躍していらっしゃる、テスラのエバンジェリストです! ボランティア活動で、河口湖を中心としていろいろなところで、モデルSを説明し、また試乗の案内をされています。中村さんによれば、これまでの3年間で「試乗(同乗含む)」された方々は450組を超え、回収した体験感想メッセージは350通を超えたとのことです。すごい!!

その熱心な活動により、テスラに就職した人もいるぐらいです。また最近では、自動車学校の生徒にも講義を行い、EVの未来を語っています。多くの新聞などのインタビューも受けれられており、昨年はとくに、富士山スバルラインの入山規制に関して、EVは夏季でも制限を受けず登れるようになるための活動をされたことでも知られています。今後も活動を続けられるとのことでぜひ応援をお願い致します (^^)

中村さんからのメッセージ

■テスラのミッション「世界の持続可能な輸送手段へシフトを加速する」とEVの素晴らしさを伝える、ボランテイア活動(草の根活動:グラス・ルーツ)を始めた経緯とこれまで・・・。

2014年70歳を迎え、30年間続けてきた小さなオーナー会社を後輩に譲り引退を決めている状況下、ふとしたきっかけで「竹内一正著:イーロンマスクの野望未来を変える天才経営者」を購読し、イーロンマスク氏、テスラ、スペースX等を知り、テスラ(イーロンマスク氏)が目指す持続可能な車社会の構築、すなわち化石燃料を主とする車社会から、排気ガス「ゼロ』(ダブル・ゼロエミッション)のEV(電気自動車)社会の実現に向け取り組むという姿勢に深く共鳴いたしました。

早速テスラを購入し、テスラのミッションである「世界の持続可能な輸送手段へシフトを加速する」をテスラと共に広め、EV普及・啓蒙するボランテイア活動を思い立ち、引退後の「趣味」にしようと考えました。

そして横浜の住居を売却し、以前から知人を通して交流があった世界遺産富士山の麓、富士河口湖町に新居を求め活動の拠点としました。

世界遺産富士山の麓には、多くの観光客が車(ガソリン車にて)でお越しになるので、このような活動はインパクトがあると考えた次第です。

その後の活動状況は、まず単独活動としては主に河口湖畔の道の駅にて充電しつつ、多くの訪問客に、また、EV、普及を目的としたボランテイア・グループ「EVオーナーズクラブ」のメンバーとしては、神奈川県、小田原市、兵庫県、淡路島、山梨県等自治体の主催する「EVの展示、試乗会』で多くの来場者に、テスラの考えや、ミッション等を伝え、「試乗体験」をしていただき、その性能のサプライズとEVの素晴らしさをを感じていただきました。

これまでの活動でおおくの人々と出会い、その出会いをキッカケに特筆すべく嬉しい出来事が起きています。それらの事柄は別紙「草の根活動の歩み」を御覧ください。また、地元「山梨県立富士北稜高等学校・機械科」三年生や「山梨県立峡南高等技術専門校」1回生、二回生の生徒諸君の授業に採用されました。若い人たちにテスラを通してEVの素晴らしさを伝えられたことは私にとっても素晴らしい体験でした。。目を輝かせて受講してくれた諸君の熱いメッセージも記載しましたのでをご覧ください。彼らが社会に出て活躍する頃にはきっと、車社会はEVが中心になっていることでしょう。

そして私の活動状況を「NHK] にて、特集取材いただき放映していただきました(2017年7月)。このことは私にとりまして、大変光栄なことと喜んでいる次第です。

ドイツ、フランス、英国、ノールウエー、オランダなどのヨーロッパ各国やインドなどは、2025~2040年以降は内燃機関(ガソリン車、デイーゼル車)は販売しないというメッセージを出しています。温暖化を始め地球環境問題は待った無しの様相です。

今後も、EVの普及・啓蒙と「世界の持続可能な輸送手段へのシフトを加速する」さらに「持続可能なエネルギーへ、世界の移行を加速する」というテスラのミッションを伝えていきたく思っています。

自動車学校で生徒に講義をする中村さん

中村さんのこれまでのボランティア活動

■2014年−1月

竹内一正著「イーロンマスクの野望、未来を変える天才経営者」を購読、テスラ(イーロンマスク氏)のミッション(使命)「世界の持続可能な輸送手段へのシフトを加速する」に深く共鳴する。

■同年ー5月

テスラモデルSに試乗する。

■同年ー7月

テスラモデルSを注文。テスラモデルSと共にCO2削減のためEVを広め、テスラのミッションの実現に貢献すべく草の根活動を思い立ちこれを引退後の「趣味」とする。

又、その活動拠点を世界遺産富士山の麓、富士河口湖町に求め、住み馴染んだ横浜市から移住を決定する。

■同年ー9月

テスラモデルSの日本納車が始まり、「イーロンマスクCEO」が来日、東京六本木、グランド・ハイアットホテルにて報道陣を迎え盛大に記念イベントが開催されこれに出席する。「イーロンマスクCEO」自らテスラのミッションを語る。

■同年ー10月

神奈川県庁主催「エコカーの展示・試乗会」開催。この会場にて、EV普及を目的とした、ボランテイア団体、「EVオーナーズクラブ」と出会い、早速メンバー登録しその後、活動に参加する。

■同年ー12月

12月25日、テスラモデルSが納車。まるでクリスマス、プレゼントのよう。

■2015年ー3月

新居完成。活動拠点にする富士河口湖町に移転する。

■同年ー3月

ボランテイア活動に必要な紹介促進用具の作成をする。テスラ写真入りの名刺。テスラモデルSの試乗体験を募り、又テスラのミッション及びイーロンマスク氏の紹介をするためのリーフレットなど作成。

■同年ー5月

地元、「道の駅、充電ステーション」を主な拠点にし、充電しつつ、多くの訪問者にテスラ、EVの説明や試乗体験を開始。

■同年ー5月・EVオーナーズクラブ主催、経産省、各自治体、自動車メーカー、充電機器メーカー、EVオーナー等、EVの現況と今後の課題などが話合われる「箱根カンフアレンス」に出席。

■同年ー5月・兵庫県淡路市主催、「EVアイランド淡路、巡礼祭」 EV展示会にテスラモデルSにて参加。

■同年ー9月神奈川県庁主催、「エコカー展示試乗会」にテスラモデルSで試乗提供参加。20組の試乗が叶う・・・テスラのサプライズを体感していただく。

※EVオーナーズクラブのメンバーとして参加

■同年ー7月

埼玉自動車大学校、大学祭、EV展示説明会に参加。

■同年ー9月

神奈川県庁主催「究極のエコカー」横浜みなとみらい赤レンガ広場にて開催。テスラモデルSにて試乗提供参加。15組の方から試乗体験の感想メッセージを得る。イベントのTV取材をBS11局に依頼、その夜のニュースでテスラが大いに取り上げられ放映された。

■同年ー11月

兵庫県淡路市主催、「ふれあいフエステイバル」に各社EV展示と試乗体験会を実施。2日間に渡って、テスラモデルSにて試乗提供に参加。33組もの多くの方から試乗体験の感想メッセージを得る。

★その他2015年4月から12月まで、土曜日、日曜日を中心に、地元富士河口湖町、 河口湖畔を拠点に、テスラモデルSと共にEVの説明と試乗体験、草の根活動実施。

■2016年ー5月

EVオーナーズクラブ主催「箱根EVカンフアレンス」に出席、多くのEV情報を得る。

■同年ー9月

山梨県立富士北稜高等学校から・機械科授業に参加要請があり。当方の活動が採用される。EV、テスラ、イーロンマスク氏についての講義、そしてテスラモデルS,試乗体験授業終了後、生徒から感想文を得る。

■同年ー9月

静岡県、小山町・・富士山登山道(五合目まで)マイカー規制の中、本年からEV、FCVをマイカー規制除外、記念に関係者がそれぞれEVに同乗、五合目周辺の清掃活動を実施。小山町は今後のEVを対象としたイベント開催のきっかけとする。EVオーナーズクラブのメンバーとしてテスラモデルSにて参加 地元、静岡新聞にて報道される。

■2017年ー5月

神奈川県、小田原市主催「おだわらスマートシテイフエア・エコカー展示・試乗会」EVオーナーズクラブのメンバーとしてテスラモデルSにて参加。

■同年ー5月

2015年9月、BS11TVのスタッフが活動の光景を、「河口湖でテスラに乗った」でyoutubeにアップ。26、000回のヒットを超える。

■2017年ー7月

世界遺産、富士山の麓、富士河口湖町・・・富士スバルライン、1994年から続いている、マイカー規制、本年から、EV、FCV通行可となる。7月11日富士北麓駐車場にて、山梨県主催にて記念セレモニーと5合目までEV、FCV約40台にてパレードラン、それぞれに参加。NHKTVを始め数社の報道機関から取材、インタビユーを受ける。

★EV普及・啓蒙ボランテイア活動中、富士河口湖町副町長との出会いがキッカケで、EV通行可能へ働きかける。副町長の発議をスタートに、町長、山梨県、警察、公安委員会などが積極的に取り組み、実現の運  びとなる。

■同年−7月

山梨県立峡南高等技術専門校から自動車整備士養成課1回生及び二回生の授業に参加要請があり。当方の活動が採用される。

テスラと共に、EVの現状と今後の展望をテーマに試乗体験学習を実施。若い生徒諸君が目を輝かせつつ、事業に参加した姿が印象に残る。

〜授業終了後の校長先生の談、こんなにも目を輝かせた生徒を見るのは初めてだ〜

嬉しい限りである。・・・NHK・TVにて収録される。

■2017年ー7月

山梨県主催、「次世代エコカー&エネルギーフエアin富士北麓」、展示試乗会に参加、多くの方々がテスラに試乗される。

★その他、2015年5月から2017年7月まで、各自治体のイベント等に参加、また平日の午後や土曜日、日曜日を中心に、地元富士河口湖町河口湖畔などで充電しつつ、テスラモデルSの説明と試乗体験の草の根活動実施。この間、テスラモデルSと共に、EV 、テスラ、イーロンマスク氏等の説明をし、そして、その中で「試乗(同乗含む)」された方々は450組を超え、回収した体験感想メッセージは350通を超えました。

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