▼ WiFiで車をバージョンアップ テスラ・モデルS
2018/01/03
テスラ・モデルSは、電気自動車で、常時ネットに接続されています。動くパソコンのようなものです。今までの車のように工場に行かずして、パソコンと同じようにWiFiで「ソフトウエア・アップデート」がなされるんです。インパネの写真、小さなワイヤレスマークご覧になれますか〜。(注:外では3G接続になります)
最新のver.6.1は、レーダークルーズコントロールなど非常に大きな機能が付加されるので心待ちにしていました。そして、今日、iPhoneアプリを通して通知が入ったのです。
さっそく車内に入り、アップデートのボタンを押すと、始まりました。内容的にメジャーアップデートなので、インストールに2時間近くかかりました。
アップデートの内容です。こんなに沢山の機能が付加されます。
- トラフィック・アウエア・クルーズコントロール(TACC):いわゆるレーダクルーズコントロールのようなものです。テスラは近い将来、車線変更も自動で行う「自動運転」をリリースする予定ですが(下図)その前段階として、通常の、車間自動調整機能を持つクルコンの機能を付けたのです。
他にも、沢山の機能があり、たとえばこれは、今までは単なるリアカメラだけだったものが、ハンドルの切れ角に応じたガイドラインがでるようになりました。これは、最近の車には実装されていますが、買った時についていなければ、ナビを買い換えることでもしなければ付きませんよね。それが、オートバックスとかじゃなくて、WiFiのバージョンアップでできるっていうのは新鮮ですね。ちなみに、全周性の超音波近接モニターの表示もあわせて改善されました。
その他にも面白い機能がたくさんありますが、とりあえず「自動運転のたまご」である、TACC(トラフィックアウエア・クルーズコントロール)の動作を見てみましょう。運転者からの目線で動画を撮らないといけないので、安全のために、ハンガーを折り曲げてその先にiPhoneを固定し、首にかぶって撮影をしました・・・写真はiPhoneを真横から見ていることになります。薄いなぁ。なんか「ラララむじんくん」になった感じがしました。かな〜り恥ずかしいのでクソ真面目な顔で撮影。
動作の様子はこの通りです。ワタクシとしては、アナログな工夫が生きたのがうれしい (^^)・・・リアルタイム車間表示はされませんが、きっとそのうちアップデートで付くんじゃないかな?
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