放射線科医・MRI専門家の高原太郎個人ブログ

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● 患者からみた特長を詳しく教えてください。

患者さんからみて、ドゥイブス法には、とても優れた点がたくさんあります。

  • 被曝なし(MRI検査なので何度受けても被曝はゼロです。がんが完治したあとにも、放射線の晩期影響を心配しなくてすみます。また毎年PETを受けて大丈夫なのかと心配な人(実際には余り心配はないが)も、完全に安心して受けることができます。)
  • 痛みなし(注射をしません。癌で痩せた方でも、何度も刺されたり、漏れてしまったりする苦しみを受けることなく検査を受けられます。)
  • 造影剤なし(造影剤を用いないので、アレルギー体質の方、腎不全の方でも検査を受けられます。)
  • 事前安静なし(病院に来てすぐに検査できます。だから来院ー帰宅までの時間がとても短くて済みます。ドゥイブス法の場合は、来院して1時間余りで、会計まで終わります(検査時間自体は30分ぐらい)。PETの場合は、安静と注射があるので、通常4時間程度はかかります)
  • 安価(FDG-PETの1/6程度の値段でできます。造影剤も使わないので、意外なことに造影CTよりも安価です。一般的な患者負担(3割)では、造影CTは12000円ぐらい。ドゥイブス法は7,000円程度の支払いで済みます。
  • 糖尿病でも大丈夫 PETと違って、ブドウ糖を投与するのではありませんから、糖尿病の方も問題なく撮影ができます。【もとに戻る】

ドゥイブス法を利用した「無痛MRI乳がんドック」には以下のような特長があります。

無痛乳がんドックについは、こちらを御覧ください。このドックはまだ開始しておりませんが、年内の実施を目指しています。サービス開始などの情報が欲しい方はLINEで登録をしてください(私自身が責任を持って提供する情報です)。
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公開日:
最終更新日:2017/07/25