▼速報 テスラ・モデル3の鮮明動画・性能・サイズ・価格
2017/06/05
本日(2017年6月3日土曜日)、名古屋テスラショールームがオープンします。その前夜祭が昨晩行われました。そのとき店内に表示されていた動画に、新車種モデル3の鮮明な動画がありましたので御覧ください。
実際に走っているところを大写しにすると、とてもインパクトがありカッコいいのがわかります。これはデモ走行なのでナンバープレートをつけていませんが、つけても非常にエレガントに見えることは間違いありませんね。
テスラ・モデル3の走行動画
↓もうすいし長いバージョン
最近は、多くの写真が出回ってきていますが、とくに注目したいのは、日本市場でとくに好まれるホワイトおよびブラック塗装のこの写真です。これも、車好きの私から見て、皆さんお買いになっても大丈夫(確実にリセールがある)な外観です。
インパネはセンターに横置きでディスプレイが表示され、ここに速度表示などもなされるようです。
テスラ・モデル3のサイズ・性能・価格
それでは、気になる価格・サイズ・性能について見ていきましょう。最近はテスラ本社およびユーザーからモデルSとモデル3の比較がでています。現実に試乗できるのは本日現在モデルSなので、これを見ていくことでモデル3の様子を把握できると思います。
●大きさ
アメリカでは幅はあんまり問題にならないようなので、日本では重要ですね。
上記には記載されていませんが、モデル3のサイズは、
長さ 4,694 mm (184.8 in)
幅 1,885 mm (74.2 in)
高さ 1,435 mm (56.5 in)
です。コンパクトセダンなのですが、幅は米国製なのでかなりありますね(^^;)
ちなみにモデルSは、
長さ 4,979 mm
幅 1,950 mm (トレッドはフロント 1662mm リア1700ミリ)
高さ 1,445mm
です。とんでもなく幅広いとお感じになると思うのですが、実は、テスラの場合には、巨大なセンター画面にリアカメラを映し出すと、死角のないバックミラーのようにも使えるので、狭路などではドアミラーを閉じて連続走行できるという裏ワザがあります。実体験していただくとわかるのですが、こうすると狭路でもかなりスイスイ感がでます。
モデル3の横幅はそれより細いので、大きな問題はないと思います。
残念ながら現時点において、耳を閉じた状態の横幅はまだ発表されていませんので、車庫がギリギリの場合は、試乗車でチェックすることになります。試乗車は秋〜冬頃に来るのではないでしょうか。ただし、超人気車種でバックオーダーが何十万台もありますから、欲しい人はすぐに予約金(15万円、キャンセルすると戻ってくる)をインターネットで支払ってしまい、試乗車が来て、ダメだったらキャンセルするというプロセスを踏まれることをおすすめします。
[Model3サイトへのリンク]
●価格 日本円換算だとたぶん 453万円(いまのところ)
日本円ではまだ発表されていませんが、ドルでは上記のようです(左:モデルS、右:モデル3)。
上記左に相当する、モデルS 75KWhの、日本での価格は以下のようです。
つまり、69500ドルが900万円なので、このレートで換算するとモデル3のスタート価格は453万円となります。ちょっと400万円よりは高いなぁ。しかし、モデルSの価格設定は最近の円高を反映していないので、もう少し安くなるかもしれません。期待しましょう!
もう一つ、とても大切なニュースが。EVに乗っているひとはいまみんな知っているのですが、電気自動車を買うとまず補助金がありますし、さらにはガソリン代が少なくとも1/3になります。これはたくさん乗る人にはとくに有利に働きます。月額3万円のガソリンを払っている人なら、1万円になることは私保証します。ですから、ローンを2万円増やしても全然大丈夫。
今までの車とは違うので、頭の切り替えが必要なんです。これを評価すると支払額かなり少なくなります。おまけにブレーキパッド交換も事実上ほとんど無くなるし(回生ブレーキばかり使うので)、オイル交換しないし、バッテリーも(以前の記事に書いたように)驚異的に劣化が少ないです。だから同額の高級外車よりはうんと安く乗れます。
●加速がすごい
加速ですけど、これは 0-96km/hで 5.6秒です。これはめっちゃ速いレベルです。ちなみに参考としてはこれをみてください(リンク)。たとえば同じクラスのベンツCクラス(C180)だと、8.2秒ぐらい。これまったくお話にならないぐらい加速が違います。
一つここで述べておきたいのは「そんなに踏まないでしょ」と思うかもしれないけれど、重要なのは、信号待ちでスウッーとでれるかどうかという日常もっとも重要な特性が、この数字に裏打ちされていることなんです。EVならなんでもよいので、ぜひ試乗してみてください。
●走行可能距離 掛け値なしに346km走る
米国のEPAという基準で215 マイル (346 km) 走ります。これはエアコンをつけた状態での数値。まじめにこれだけ走ります。嘘はありません。日本の基準(JC08モード燃費)は7がけして考えますよね。でも米国EPAは、そのまま信じて良い数値なんです。
参考までにリーフ(30kWh)の数値を示しておきますね
日本表示(JC08) 280km
米国表示(EPA) 172km
これを当てはめると、モデル3の表記は
日本表示(JC08) 563km
米国表示(EPA) 346km
ということです。いかにJC08表示がいい加減が、わかりますね。因みにこのため、新しい燃費基準が運用されつつあります。
●超急速充電器(スーパーチャージャー; SC)
テスラの車は、30分の休憩時間で200キロぐらい充電できる、テスラ専用の、超急速充電器を使用できます。これはスーパーチャージャー(SC)と呼ばれています。2016年12月までに発売されたモデルSは、これを永年無料使用できる特典がついています(中古車でも価値があるということです)。
モデル3でも使用はもちろん出来ますが、これは従量制支払いになるようです。それがいくらになるかはまだ不明ですので、発表されたら追記します。
ちなみに、2017年1月以降にモデルSを買う場合、既存オーナーからの紹介で購入すると10万円のディスカウントと、そのユーザーが持っている限りSCが無料で使えるという特典が付与されます。(私の紹介用アカウントはこちらですので、もしよろしければご希望の方はお使いください)。
現時点でのSCは以下のようになっています。旅行のときには非常に便利です。グレーのところは1年程度で整備予定。詳細はこちらの地図で見れます。
●その他の比較
以下に、その他の比較についてコピーします。重要な点は、デュアルモーター車(4WD, AWD)は来年発表になるであろうこと、完全自動運転の値段は未定(TBD: To be determined)であること、エアサスはしばらくの間はなくて、コイルサスであることなどです。超高性能・豪華なのが欲しい人はもうすこし待つことになるでしょうけれど、普通の用途にはまったく問題ないと思います。
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