祝 DWIの英語本完成
2018/01/03
(2009/11)
月曜日朝のRSNA、めちゃ込んでます。エスカレーター乗るのにもちょっと列ぶぐらい。
今回のRSNAでは発表無しなんですが、ここシカゴまで来た一番の理由は、Springerから出る英語の本が出版になるので、そのお祝いをすることです。石川徹教授にありがたくもご許可をいただきMRI自由自在を書かせていただいたのが1999年のことですが、それから10年、英語の教科書に参加させてもらえるに至り感慨無量です。もちろん単著ではなくて章を担当しているだけですけれど、よくぞまあEditorのKoh先生(とThoeny先生)が声をかけてくださったと思います。感謝感謝。
North Buildingの一番手前右側に小さなSpringerの本屋さんがありました。うーむ。割と地味なのは否めません・・
とりあえずおじさんに頼んで記念写真をパチリ。
こんな風に置いてありましたよ。本の名前は、「Diffusion Weighted Imaging – Application in the body (Diagnostic Radiology)」です。 リンク
ね、これがDWIBSの章。章になっちゃったんですよ~ (^o^) 共著のThomas Kwee先生にはすばらしい英語にしてもらえました。こんど紹介したいです。
東海大の室さんの動体ファントムの実験の画像も載ってます。
これはMR-Neurographyの章。山下智裕先生と堀江朋彦技師が手伝ってくれました。
そのほか、8 Tumour Characterization、11 Evaluating Metastatic Bone Disease and Marrow Infiltrationのところについて市川智章先生と中西克之先生に書いていただいているので、日本人のボリュームすごく多いんです。これはさきほども書きましたがKoh先生の「Asiaの人ががんばっているのでそれを反映させたい」というご厚意によるところが大きいです。
それで、本屋のおじさんとよもやま話をしていたら、日本人の先生がひょっこり。
京都大学の9年目の藤本晃司先生です。この間のMR学会の発表(Body DWI WG)も聞いてくれたんだそうで、この本もすでに購入してくれていたんですって。その早さにびっくり。値段聞いたら319ドルでした。かなり高いですね。100ドルだったらいいんだけど。ちなみに原稿料をばらしちゃうと、2章担当して450ユーロです。7万円ぐらい。あれだけ頑張った対価で2冊しか買えないというのはなぁ・・・。
それで、「South Buildingのほうにはもっと大きな書店がありますよ」と教えてくれたのですが、そこまで案内していただきました。道中、DWIのことについて質問いっぱいいただきました。やる気あるなぁ。夜の講演会でもしっかり英語で質問していたけど、その積極性はスバラシイ。これからもがんばってね。
それで、入って左側のほうの、「Publishers Row」というところ向かい、すこし歩いて、InvivoのブースのそばにSpringerの本屋さんがあります。
でここでにいる女性の写真を撮らせていただいたのですが、2冊しかありませんでした。なんでも印刷があがったばかりで50冊位しかこなかったが、いままではBody DWIの本がなかったので売れ行きが非常によくて、在庫僅少のようです。Springerは3カ所でブースをだしているようですが、このRSNAでお持ち帰りになりたい方は急いでいただくほうがよさそうです。
次はGEのMRIブースの内容をご紹介しますね。
※12月1日火曜日の情報では、はかなくも売り切れてしまったそうです。うれしいけれど残念。
水曜日以降、また入荷があるかもしれないとのことです。
情報を下さった慈恵医大の北川久さんありがとうございます
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