実はプリウスはそんなに売れていない
2018/01/02
年間トップ! しかし最近は・・・
4月6日に自販連の新車販売台数(2016年4月〜2017年3月)で、プリウスが久しぶりに首位に立ったという報道がなされましたね。PHVも2/15に発売になったし、好調なのかな・・・と思って実数をみたらあれれ?
実は最近3ヶ月間ではノートが首位
最近の3ヶ月を見て驚いたのですが、実は最近の3ヶ月をみると、日産のノートが首位なのです。そしてこのことが報道されていません!
また、プリウスは、2017年1月の「前年比」を見ても分かるように、新型になっても実はそれほど売れておらず、また2/15からのPHV販売が始まって1ヶ月経った2017年3月も、前年比 71.4%なのです。
圧倒的な勢いのあるノートに比べて、プリウスは明らかに失速しています(以前のとてつもない成功と比較すると、ですが)。
プリウスがいい車なのに売れ行きが悪かったり、ホンダのフリードやスバルのインプレッサの売れ行きが良かったり、というのを見ると、やはりデザインは大切だなあと感じます。
CH-Rもがんばっていますね。長続きするかはちょっと心配だけど、とりあえずこういったデザインのSUVはなかったので、それなりには行ける感じがします。個人的にはあのトヨタマークのハナにこだわるのはよしておけば良いのにと思います(それがないハリアーはカッコよいし)。
これから買う人は、報道のみに惑わされず、実数を見ることが大切ですね。人気がないとリセールバリューがないですから。僕が記者なら、過去1年間の積算台数もニュースにするけれど、ここ3ヶ月の、もっとはっきりとした傾向についても同時に書くと思います。というかこちらがより重要でしょう。なぜ、後者については書かないのでしょうね。
ちなみに自販連のページはこちら。
過去3ヶ月の、トップ15のスクショを以下に貼ります。
「04 EV・テスラ, 41 車一般, 43 EV, 車」カテゴリーの人気記事
知ってた? タクシーで後部座席のシートベルトを間違えずに差し込む豆知識
2008年6月1日から、後部座席のシートベルト着用が法制化され、タクシーに乗ると...
自動車燃費基準の比較・換算表(WLTC, EPA, NEDC, JC08)
最近、WLTCという新しい基準で燃費を表示するようになりました。 米国基準...
リーフは実航続距離240キロ、基本的に買いでOK!
日産リーフが発表され、10月から販売されることになりました。さっそく、銀座日産シ...