Book Lab Tokyoで、石井愛紗美さんにiPadお絵かきを教わりました(Procreate; プロクリエイト)
2017/04/24
アポー ペーン!
笑。
はい、今日はiPadとApple Pencilを用いてお絵描きをするお話です。
Book Lab Tokyo(ブックラボ東京); BLT
仕事が終わった後に、Book Lab Tokyoに行って、石井愛紗美さんにお絵かきを教わってきました。Book Lad Tokyoは、渋谷の道玄坂にある [本屋+カフェ]。夜11時まで営業していて、美味しいコーヒー等やアルコールを飲みながら、本を読んだり集まって何かをしたりできる面白スペース。お伺いしたのは21時40分でしたが、こんなに活気があります。
- 毎日8:00〜23:00
- 渋谷道玄坂2-10-7 新大宗ビル1号館 2F
- Google Map
- 本屋+カフェ+アルコール+イベントスペース
絵の先生・石井愛紗美さん
絵の先生は、石井愛紗美さん。恵比寿駅前にある「T
私は、鶴田浩之さん(株式会社Labit CEO、弱冠25歳、ITの世界で数々の成功を収める)にWordPressを習ったのですが、そのLabitで石井さんと知り合いになりました。写真黒のポロシャツが鶴田さん、右下写真が石井さんとiPad、右上が石井さんが描いたレストラン入り口の牛の絵です。(2016年8月撮影)
彼女はiPadでもたくさんの絵を描いているようなので、「いつか教えて」と頼んであり、その夢が叶って本日習った次第。八重洲での仕事を21時に終えて、ダッシュで渋谷に向かいました。
お道具は、iPad + “Procreate”
僕は、図形を描くのに適した「コンセプト」というiPadアプリを紹介したことがあります。最近アクセスが増えているので調べたら、「コンセプト アプリ」でググったらトップ検索 (^^)
今日は、石井さんおすすめの、お絵かきにより適したアプリ「プロクリエイト(Procreate)」で教えていただきました。えーっとこれが、教わる前に描いた絵でございます。左は、画伯の書かれた鶴田さんの絵、僕はなぜか大動脈弓(だいどうみゃくきゅう) (^^;;
・・・エントロピーが全然ちがいますな。こんなレベルで大丈夫なのか笑
お飲み物として、糖質アリだけど、
オレンジペッパーモカ
を頼んでみました。美味しそうでしょ!
まずレイヤーの説明を受ける
プロクリエイトにしてもPowerPointにしてもそうなのですが、「レイヤー」という概念が大切です。レイヤー(Layer)は、絵を構成する重なった層のことです。Mac版のPowerPointの動画を示しますね。これで一発で分ると思います。この一つ一つがレイヤー。
Procreateで最初にお絵かきをするときに、まずレイヤーを3つ作っておき、2つめのレイヤーに下書きを描くのだそうです。下の写真は、完成した時のレイヤーの様子で、4つあります。
下書きを描く
今回は、たまたま座っていたソファの前にあった本の表紙(猫ちゃん)をモデルに絵を書き始めました。猫好きの人からの情報では、これは「はちわれ」さんというらしい。
先生が描く通りに、猫ちゃんの全体の骨格や、毛並みを考えてラフスケッチを描いていきます。左が愛紗美先生。右が自分で、見よう見まねではじめました。「レイヤー2」に描いています。
上層のレイヤーに鉛筆(6B)で絵を描いていく。
このレイヤー2の下絵を薄く(透過度を上げる)して、実際の絵は上層のレイヤー3に描いていきます。ペンは鉛筆(6B)を用いています。
↓目はこんなふうに描くんですね〜。俺オトコだけど、なんか目のお化粧を習っている感じ。
顔が描けてきました。瞳のところ、拡大して見てもらえますか。楕円で描いた瞳孔の左下をちょっとだけ消しゴムで消すと、光っているところの表現ができるんだそうです。スゴイ!
↓で、あっという間にこんな風に。なんか自分で描いたとは思えない出来でうれしい!このあたりにくると、もう時間を全く忘れて一心不乱に取り組む、幸せなひとときになっています。
背景色→色塗り
そして、次にレイヤー1(下層)に淡いブラウンの色をベタ塗りします。猫ちゃんのあたりだけ消しゴムで消して、次に、レイヤー1の上に新しいレイヤーを作って、猫ちゃんの身体を白く、毛並みの部分を黒く、目(医学的には眼球結膜部分)をすこし青く、そしてお鼻を少しピンクにしてこんなふうになりました。
先生と比べると、描き込みが足りませんが、 それでも一応絵になってる。まさかこんなことが自分の手先で実現するとは思いませんでした! 小一時間の作業でした。
先生の絵
自分の絵
あとがき
石井愛紗美さんに、ポイントについて聞いてみたところ、絵を描くのに大切なのは、最初のラフスケッチ(とくに骨格や全体の姿を描いて見るところ)なんだそうです。
絵に慣れていない人は、まず端から細かく描いていこうとすることが多いけれど、全体のラフスケッチを先に書けば、それなりにうまくできるんですって。そういう意味では、レイヤーを使って自由に透過度を調整できるデジタルツールは、上達が早くなりますね。
今回は、石井先生にとっても、Side by Sideに並んで教えるのは初めての経験だそうです。これ、すごく人気がでるんじゃないでしょうか。習いたい人は、い〜っぱいいそう。本当に幸せな時間をありがとうございました。
なお、石井愛紗美さんは、最近、実名キュレーションサイト「dtoir」で、Procreateの記事をお書きになっていますので、ご興味のある方はぜひ御覧ください。
iPadでお絵描き♫アプリprocreateの紹介
最後に石井さんの最近の作品(Procreateで作成)をここに置きます。文字が可愛いですね (^^)
最後に:本をあまり読まない人へ
最近は、「本を読まなくちゃとは思っているんだけど、何を読んだらいいかわからなくて」という人、多いですよね。
分かる分かる! 本屋さんにいっても「ぎっしり」置いてあって、そこでメゲちゃう。
その人は、ぜひこのBook Lab Tokyoに行くことをオススメします。とりあえずお茶飲みながら、ちょど良い大きさのスペースで、自分の興味のあることを探してみてください。普通の本屋さんと全く違って、「え〜、なんかこれ面白そう!」という本がギュッと凝縮しています。きっと手に取りたいものが見つかるんじゃないかな。
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