テスラがホームバッテリー事業を始める・・で気付いちゃったスゴイ価格差

テスラ・モーターズのイーロン・マスクCEOが、Twitterで以下のようにつぶやきました。それによると、「４月30日に、テスラ社は、（車でないなにかの）新しい製造ラインを発表する」ということのようなのです。

これは、どうやら、「ホームバッテリー事業」のようなんですね。例えば自宅にソーラー電池パネルを設置している人向けの、自家用蓄電池の事業、ということになるようです（画像クリックで原文リンク）。 “unveil” （アンベール）というのは、「ベールを脱ぐ」という意味で、良く（秘密だった）新製品の発表で使われる単語です。

↓この話にマーケットがすぐ反応して、このTweetにより、テスラ・モーターズの株はすぐに7%程度上昇しました。

へ〜、ホームバッテリーかぁ。蓄電池があれば、深夜に安い電力を充電したり、昼間に太陽光で発電した電気を蓄えておいて使えるから、電気代の節約になりますよね。エコにもなります。

「蓄電池はきっと高いだろうから、安く売る事業ができれば、いいかもね」と思いました。それで、「蓄電池ってどのぐらいするんだろう？」と思って調べてみたんです。「蓄電池.net」というのがあって、それを見ると、一番高いのが、Panasonicので770万円（税抜き）するんですね。高っ。

価格と容量のアンバランス！

でもね、その、バッテリー容量をみてびっくり！　15キロワットアワー（15kWh）が770万円なんです・・・・って言っても、慣れていない人には、わからないですよね。

えっと、パワーポイントで書くと、驚いたのはこういうことなんです。容量と、価格とのバランスみてください。

テスラ車は、18650という規格（パソコン用）のものを改良したバッテリーを使っていますが、サプライヤーがPanasonicだというのはとっても有名なことです。つまり同じPanasonic社が製造した電池を使っていて、テスラは、４倍（60kWh）もの容量のバッテリーを積んでいて、値段ほすこし高い程度なんです。まぁ、クルマ用と、家庭用蓄電池用で何かが違うからなのかもしれません。保証などが違うかもしれないし、ソーラーパネルから蓄電するにはいろいろな部品や管理するためのアプリが必要でしょうし。しかし、（僕は素人だから的を外しているかもしれませんが）それにしてもあまりにも、家庭用蓄電池の価格が高いと思いませんか？

リーフが、家にも給電できるシステムを搭載しましたが、テスラがコンセントを搭載すれば、「動かすことも出来る蓄電池」として使えますよね。蓄電池買うぐらいだったらテスラ買うほうが安い！？　・・・と思った今日このごろでした (^^;

あ〜びっくりした！