褒める
2019/11/13
今日は夕方から読影業務をしましたが、なぜか首の後ろの筋を違えてしまったようで、次第に首が痛くなってきました。
音声認識を使っているので、キーボードはほとんど触らないのですが、それでも症状がだんだんと悪化し、そのうちに肩甲骨の周りも痛くなってきて、かなり大変な状態になりました。
何とか帰宅して、着替えて、21時からのライザップに行きました。休むことも考えましたが、当日キャンセルは基本的にできないですし、基本的には首の筋肉が原因なんだからと思い、根性で頑張るつもりになったわけです。
また、先週は学会参加のため一回休みになってしまっていたので、トレーニング間隔があいて筋力が衰えることも心配でした。
トレーナーさんに調子が悪い事は説明した上で、いつもより重さを落とし、50kg×10回を、とりあえず2セット繰り返しました。
バーベルは問題なく上がるのですが、ベンチプレス台に寝るときと起きるときに、背中にとても強い痛みが走り、寝起きがすごく大変です。また、バーベルを上げるときにいつもと違う筋肉を代わりに使おうと身体が自然に気遣うのでしょう、他のところがつりそうな感じになってきました。
弱気になって「やっぱりちょっと無理かなー」と話すと、「そうですよ!無理そうですよ。もうやめましょう。当日でもこんな事情なら(有料の)カウントしないでおけますので」とトレーナーさん。
「それは申し訳ないな、セッション始まっちゃったし」と思ったのですが、すごく心配してくれて、今週の別日に振替にしましょうと言ってくれました。
「ごめんー。本当にありがとう。申し訳ないー情けないー」というと、「とんでもないです!こんなに痛いのに練習しようとするなんて、すごいですよ!ホントに偉いですよ!なかなかできないことですよ。」と、もう、身振り手振りで全力で褒めてくれます。
もともとトレーナーさんは、コーチングに関して就職時にかなり長く勉強するので、褒め上手にはなっているのことはしっています。しかしこのトレーナーさんは、本当に実直な人で、全身で本気で、心の底から、繰り返し褒めてくれました。
そうすると、感動するんですね。説明のできない感動が体に湧き起こりました。「こんなに言ってくれて、本当に嬉しい。また絶対頑張ろう」そういう気になりました。
褒めるってすごい。
全力で褒める事は、本当に大切なんだな。
、、、、痛感しました。
この文章をどうしても書きたくなったのは、自分が頑張ったことをみんなに知らせたいのでは決してないんです。客観的にもそう大した事ではなくて、当日キャンセルできないし、ある程度はできるだろうし、やれるところまで頑張ろうと肩の力を抜いて自然に考えていただけで、ごく普通の努力なんです。
そんな程度の人に対して、これだけ全力で褒め讃えてくれたことで、身体の底から感動が湧き上がってきた、と言うことをどうしても記録しておきたくなったのです。
セッション途中で終えて、着替えて、シャツを入れたバッグを返しにトレーナーさんのところに行きました。
「さっきはありがとう。実はね、あれだけ真剣に褒めてくれて、自分でもびっくりするぐらい、ものすごく感動しました。トレーナーさんは、この仕事が本当に合っていると思います。感動させてくれてありがとう。本当に嬉しかったです」と伝えました。感動していたので、ものすごい勢いで伝えました。そしたらトレーナーさんも満面の笑みになってすごくうれしそうでした。それがまた嬉しかったです。
「全力で褒めるってこういうことなんだ、こういうことが起きるんだ」と、さらに感動して帰ってきました。
「先生」を長くしていると、どうしても学生のいろんなところが目について、「これはいいけれども、これは良くない」みたいな話をしがちで、すぐに次の課題を出す感じになってしまうことがあります。
しかしそういった、擦れた先生よりも、このトレーナーさんの方が100倍生徒をやる気にさせると思いました。人生まだまだ勉強です。
ということで、今週後半のライザップはがんばります!
(この文章は、体が痛かったので全部スマホの音声認識で書いてみました。やってみると相当簡単でした。読影はAmiVoiceがいいけれど、一般の文章はSiriでもかなりいけるなと思いました)
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